こんにちは、バッグスです!
映画をいつも観ていると作品の選択に迷う時ってないですか?
そんな時には『アカデミー賞受賞作品』がオススメ!
作品名は有名だから知っていても、意外とまだ観てない作品って結構あるかも。
今回は【U−NEXT】で観られる過去3年の『アカデミー賞受賞作品』を紹介していきます。
本ページの情報は2022年2月時点のものです。
最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください。
今回は2022年2月現在の【U-NEXT】において視聴できる「見放題作品」及び「レンタル(有料)作品』の中から
『作品賞』『監督賞』『主演男優賞』『主演女優賞』『助演男優賞』『助演女優賞』の主要6部門の受賞作品のみ紹介していきます。
1.2021年 第93回アカデミー賞受賞作品
『ノマドランド』|「作品賞」・「監督賞」・「主演女優賞」
この作品は『作品賞』『監督賞』『主演女優賞』の主要3部門を受賞しました。
この作品は、アメリカの壮大な大自然の中で生きる現代版のノマド(遊牧民)たちの生き方や考え方が、世界中で起きているコロナ禍で孤立した多くの人々の心に響いたようです。
『監督賞』を受賞したのは、女性としては2人目のクロエ・ジャオが受賞しました。また前年度の監督賞受賞作品「パラサイト」(ポン・ジュノ監督、韓国)の受賞に続き2年連続のアジア人監督の受賞としても話題となりました。
『主演女優賞』のフランシス・マクドーマンドは、1997年の「ファーゴ」・2018年の「スリー・ビルボード」に続いて3度目の受賞で、役柄の人間味あふれた表情を細かにリアル感を出して表現した演技が評価されました。
*ポイント(有料)作品です。
『ファーザー』|「主演男優賞」
この作品は、アンソニー・ホプキンスが『主演男優賞』を受賞した作品です。
アンソニー・ホプキンスは、「羊たちの沈黙」以来29年ぶりの2度目の受賞。
アルツハイマーの高齢者の父親役を演じるアンソニー・ホプキンスが、娘との揺れる絆や認知症から来る不安・恐怖、葛藤といった感情を見事に演じているヒューマンドラマ作品です。
アンソニー・ホプキンスが83歳という高齢での受賞で、そのリアル感もアンソニーの演技力と相まって作品もさらにスリリングなものになっているところも見所です。
*ポイント(有料)作品です。
『ミナリ』|「助演女優賞」
韓国映画界の大物女優ユン・ヨジョンが『助演女優賞』を受賞した作品です。俳優部門では韓国初の受賞です。
農業での成功を夢見てアメリカにやって来た韓国系移民家族が困難に立ち向かいながら、明日に向かって異国の地でたくましく生きていく人間味あふれる家族の感動ドラマ作品です。
ミナリとは韓国語でセリを意味する言葉で、ミナリ(セリ)はたくましく地に根を張り2度目の旬が最もおいしいことから、子供世代の幸せのために親の世代が懸命に生きるという意味が込められていると公式サイトでは説明しています。
*見放題作品です。
2.2020年 第92回アカデミー賞受賞作品
『パラサイト 半地下の家族』|「作品賞」・「監督賞」
外国語映画の作品で『作品賞』を受賞するのは史上初めての快挙。
また、『監督賞』を受賞したポン・ジュノは韓国人初の受賞。アジア人としては、2度のアカデミー賞の監督賞を受賞しているアン・リー監督(台湾)以来の2人目の受賞となりました。
この作品は、半地下の住宅で暮らす貧しい4人家族が身分を偽り、高台で暮らす裕福な相反する家族に巻き起こすサスペンスでもあり、ブラックエンターテイメントでもあります。
*見放題作品です。
『ジョーカー』|「主演男優賞」
この作品で『主演男優賞』を受賞したホアキン・フェニックス。兄は23歳という若さでこの世を去った、代表作「スタンド・バイ・ミー」で注目を集めたリヴァー・フェニックス。
バットマンシリーズに登場するジョーカーをベースにしたサイコスリラー映画です。ゴッサムシティに住む心の優しい道化師アーサー(ホアキン・フェニックス)は、一流のコメディアンを夢見て母親と貧しい生活を送っています。発作が起きると笑いが止まらないアーサーに不運な事件が続きます。次第にアーサーの心は悲しみと孤独のせいで善と悪の心に揺さぶられていきます。
ホアキン・フェニックスは2000年公開の『グラディエーター』でリドリー・スコット監督から、主演のラッセル・クロウの宿敵役にも抜擢され、数々の賞にノミネートされ知名度を上げました。
*ポイント(有料)作品です。
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』|「助演男優賞」
『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』:【U-NEXT】サイトへ
ブラッド・ピットとレオナルド・ディカプリオの初共演で話題のこの作品は、ブラッド・ピッドが『助演男優賞』を受賞しました。
クエンティン・タランティーノ監督が60年代のハリウッドを描いた作品です。
1969年に実際に起きた殺人事件を背景にハリウッド映画界を描いた作品です。人気が落ち目でピークが過ぎた俳優リック(レオナルド・ディカプリオ)とその親友クリフ(ブラッド・ピット)の友情と絆が描かれてたノスタルジック・エンターテイメントに仕上がっています。そしてある事件が発生して、彼ら2人の人生を巻き込んでいきます。
実際にあめりかで起きた有名な“シャロン・テート殺人事件”を背景に2人の男の友情を郷愁感溢れる映像で表現されています。
*ポイント(有料)作品です。
3.2019年 第91回アカデミー賞受賞作品
グリーンブック|「作品賞」「助演男優賞」
天才黒人ピアニストと運転手兼用心棒として雇われたイタリア系運転手の深い友情を描いた感動の実話です。
『助演男優賞』に選ばれたマハーシャラ・アリは2017年の映画『ムーンライト』でも助演男優賞を受賞しており、今回が2度目の受賞になりました。
差別が残る1960年代を舞台に天才黒人ピアニストであるドクター・シャーリー(マハーシャラ・アリ)とシャーリーの運転手兼ボディガードのトニー・リップ(ヴィゴ・モーテンセン)による実話に基づく物語。2人は政府が発行するアフリカ系アメリカ人を対象とした旅行ガイドブック「グリーンブック」を手に、まだ差別が色濃く残るアメリカ南部で行うコンサートツアーに旅立ちます。しかし、現地で待っていた様々な差別にあっていくうちに2人の友情が次第に深っていく感動の実話です。
この作品は主要6部門以外で『脚本賞』も受賞しています。
*見放題作品です。
ボヘミアン・ラプソディ|「主演男優賞」
”伝説のバンド”クイーンの知られざる苦悩を、ボーカルのフレディ・マーキュリーの人生をベースに描いた感動の伝記作品です。
そのフレディ・マーキュリー役を今回『主演男優賞』を受賞したラミ・マレックが熱演し、その再現度には圧巻されます。
クイーンの代表的な楽曲である「ボヘミアン・ラプソディ」を題材にボーカルのフレディ・マーキュリーに焦点を当てて、クイーンのバンド結成から「ライブエイド」の出演までを描いた伝記作品です。フレディの自身へのコンプレックスからの孤独感、そしてメンバーとの確執といった栄光の裏の影から復活を果たすまでが描かれた感動作品となっています。
「ライブエイド」は、「1億人の飢餓を救う」というスローガンの下で、アフリカ難民救済を目的として行われ、数々のアーティストが出演しました。そこでフレディもバンド・クイーンの復活を果たしました。その6年後の1991年11月にフレディは45歳という若さでこの世を去っています。
*見放題作品です。
女王陛下のお気に入り|「主演女優賞」
『主演女優賞』に輝いたのはオリヴィア・コールマン。イギリス・アイルランド・アメリカによる合作の歴史コメディ映画です。
18世紀初頭のイングランドを舞台に女王のアン(オリヴィア・コールマン)の寵愛を得るために2人の女性が、したたかに熾烈な駆け引きを繰り広げる宮廷ドラマです。泥沼化していく女性たちの攻防を皮肉なまでに描き出しています。
女王アンを取り巻く2人の女性を演じるのが、映画『ラ・ラ・ランド』のエマ・ストーンと映画『ハムナプトラ』シリーズのレイチェル・ワイズです。この2人の演技にも注目です。
*ポイント(有料)作品です。
ビール・ストリートの恋人たち|「助演女優賞」
『助演女優賞』を受賞したレジーナ・キングはエミー賞でも受賞歴があり、また2020年に監督としてもデビューを果たしています。
1970年代のニューヨークが舞台。愛だけでは言い表せない運命で結ばれた若い2人の困難を、家族や友人が支え、理不尽な人種差別に立ち向かっていくを姿を描いた純愛ストーリーです。
映画「ムーンライト」でアカデミー作品賞に輝いたバリー・ジェンキンズ監督が手掛けた作品としても話題です。
*見放題作品です。
4.最後に
いかがでしたか?
結構まだまだ観てない作品があったんじゃないですか?
もし良かったら観てみてください。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございます。