映画『ミッキー17』(2025)
死んでも、また働かされる──。
『パラサイト 半地下の家族』で世界を震撼させたポン・ジュノ監督が、ハリウッド超大作として贈る最新SFスリラー『ミッキー17』がついに公開!
主人公ミッキー(ロバート・パティンソン)が手に入れたのは、「命を落とすたびに、記憶を引き継いだ新しい身体で再生される」という究極の“使い捨て”ミッション。過酷な業務で何度も死んでは生き返る、まさに**究極の“死にゲー”**です。
YouTube予告編
ミッキー17とは?|ポン・ジュノ監督が描く究極の“使い捨て”労働者SF
『ミッキー17』は、『パラサイト 半地下の家族』で世界を席巻したポン・ジュノ監督の最新作。 「死んでも生き返る」という特殊な契約を結んだ男を主人公に、現代の格差社会や労働の搾取を鋭く風刺した、予測不能のSFサバイバル・スリラーです。
| ジャンル | SF / サバイバル / スリラー |
|---|---|
| 監督 | ポン・ジュノ |
| 脚本 | ポン・ジュノ |
| 出演 | ロバート・パティンソン、ナオミ・アッキー、スティーヴン・ユァン、トニ・コレット、マーク・ラファロ |
| 日本公開 | 2025年(予定) |
| 原作 | エドワード・アシュトン『ミッキー7』 |
ミッキー17のあらすじを“わかりやすく”解説
人生の失敗続きだったミッキー(ロバート・パティンソン)は、ある大企業と「過酷な任務で死んでも、記憶を引き継いだ状態で体が再生される」という契約を結ぶ。 人類発展の先鋒として危険な任務に次々と駆り出され、文字通り“使い捨て”の労働者として搾取され続ける日々。
そんなある日、企業側の手違いで、**生きたままのミッキーの前に、最新の記憶を持った彼の「コピー」が現れてしまう**。 二人のミッキーが存在してはいけないというルールの下、ミッキーは自らの生存権と、過酷な状況から抜け出すための“逆襲”に動き出す。
ミッキー17の見どころ|ポン・ジュノ流“格差社会”SFサバイバル
- 「死んでも生き返る」という設定が、現代の**使い捨て労働者**を象徴的に描く
- オリジナルとコピー、**二人のミッキー**が繰り広げる究極のサバイバルと心理戦
- ロバート・パティンソンが一人二役(以上?)で魅せる、微妙に異なるキャラクター表現
- 『パラサイト』を彷彿とさせる、**支配/被支配の階層構造**を持つ閉鎖的な世界観
- 予想外の展開とブラックユーモアが満載の**ポン・ジュノ監督**らしい痛快な脚本
ポン・ジュノ作品比較|『パラサイト』『スノーピアサー』との共通点
『ミッキー17』は、監督の過去作が持つ「社会風刺」と「極限状況」のテーマをSFに持ち込んでいます:
| 作品名 | 主なテーマ | ミッキー17との共通点 |
|---|---|---|
| パラサイト | 富裕層と貧困層の格差 | ミッキーは「使い捨てワーカー」として権力者に搾取される格差構造が共通 |
| スノーピアサー | 閉鎖空間と階層社会 | 宇宙船内という閉鎖的な環境で、権力者と労働者の階層構造が視覚的に表現されている |
| オクジャ | 資本主義と倫理 | 企業による生命の搾取や、倫理観の崩壊といったテーマが共通する |
『ミッキー17』は、ポン・ジュノ監督が得意とする**「資本主義の闇」**を、SFという新たな舞台で極めた作品と言えます。
『ミッキー17』の配信をU-NEXTでチェックすべき3つの理由
- 31日間無料+600ポイントで新作配信開始時に実質無料 or 割引で視聴可能
- ポン・ジュノ監督の過去作(『パラサイト』『スノーピアサー』など)も多数配信中
- TV・スマホ・タブレットに対応し、極限のSFアクションを高画質で楽しめる
まとめ|ミッキー17は“ポン・ジュノ節”が炸裂する必見のSFスリラー
『ミッキー17』は、「死んでも生き返る」という残酷な設定から、現代の労働問題を突きつける痛快なSFスリラーです。 オリジナルとコピーの対立は、**「自分とは何か?」**という哲学的な問いをも含んでおり、観終わった後も深く考察できるでしょう。
ポン・ジュノ監督のファン、社会派SFやブラックコメディが好きな人は必見の映画です。
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